本当は気づいていたおばあちゃんの寂しさ


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実家で暮らすおばあちゃんから
電話がかかってきた。
いつもは仕事で忙しくしている私を気遣ってあまり電話をかけてこない。

たまに私からかけても、
「みいちゃん電話代かかってまうではよ切るでな」
って言って気を使ってくれる。

そんなおばあちゃんから
久しぶりに電話がかかってきた。
「みいちゃん元気か、ちゃんとご飯たべとるか」
って。

「元気だよ、ちゃんとご飯食べとるで大丈夫」

私の声を聞いて、
おばあちゃんの話す電話の声が震えだした。

私にできることは、
「大丈夫だよ、元気だよ」って
繰り返し答えることだけだった。

そうしたら、
泣きながら話すおばあちゃんが、一言、
「母さんもねえちゃんも喋ってくれんで
ばあちゃんさみしいんやわ」
って漏らした。

普段から会話のない家族ではあるけど、
おばあちゃんがそのさみしさを
はっきりと言葉にするのを聞いたのは初めてで。

3年前におじいちゃんが亡くなってからは
いつも家でひとり。
話し相手もいなくて、寂しさを紛らわすかのようにいつもテレビの前に座ってた。

きっと、
寂しさがこらえきれなくなって
私に電話をかけてきたんだと思った。

大切な人が、
さみしい時に側にいてあげられないことが
辛かった。

おばあちゃんの寂しさには気づいていたのに、
おばあちゃんが私に頼ってこないことに甘えて、
仕事を言い訳にして、
おばあちゃんの心のケアを
怠っていた自分が情けなくなった。

「まぁ、大丈夫やろ」っていう
勝手な思い込みは
ただの自分を守る言い訳でしかなくて、
手遅れになってから、気づいた時には
取り返しがつかなくて。

そんなことにならないように、
これからもっともっと家族とのつながりを
大切にしていこうと思った。

明日、おばあちゃんに電話をかけてみる。
「おばあちゃん、今度一緒に温泉いこう!」あ
って。

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